「欧州特許弁理士」とは

European Patent Attorney (略称:EPA)

  • 欧州特許弁理士は、欧州特許条約(EPC)によって定められている資格です。欧州特許庁に対して出願人(法人、個人)の手続代理(特許出願、異議申立、審判)を行います。
  • EPC出願において、出願人が締結国に住所・居所を持たない場合、有資格者(=欧州特許弁理士)による代理が強制されています。欧州特許庁のリストに名前が記載されている有資格者によってのみ、代理が可能です。
  • 欧州特許弁理士はEPC締結国の国民でなければならず、締結国に職業拠点(特許事務所の所在地)を有する必要があります。また、資格試験( European qualifying examination(EQE))に合格していなくてはなりません。この試験は、各国の弁理士試験とは別のものです。
  • 欧州特許弁理士の資格だけでは、ドイツ特許商標庁に対する代理は許されません。逆に、ドイツ弁理士(deutscher Patentanwalt)の資格のみでは、欧州特許庁で代理人を務めることはできません。このため、ほとんどのドイツ弁理士が欧州特許弁理士の資格も取得しています。

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手続代理が可能な機関 「欧州特許弁理士」の資格のみ 「ドイツ弁理士」の資格のみ
欧州特許庁(EPO) ×
ドイツ特許商標庁(DPMA) ×
欧州連合知的財産庁(EUIPO)
旧称:欧州共同体商標意匠庁(OHIM)
×
世界知的所有権機関(WIPO) ×

有資格者の数(国別比較)

  • 2016年3月現在、38ヵ国の計11,487人の欧州特許弁理士が登録されています。
  • ドイツは4,113人(36%)と群を抜いて有資格者の数が多いです。欧州特許庁の本部がミュンヘンにあることとも関連しています。
  • 第2位がイギリス(19%)、第3位はフランス(9%)で、スイス、イタリア、オランダと続きます。
  • ただし、スイス(54%)、ベルギー(53%)、オランダ(38%)は企業内弁理士の割合が多いです。

 
(出典:欧州特許庁)
 

(出典:欧州特許庁)

(出典:パテント-パイロット)

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